
LAKIA不動産天王寺本店でございます。私たちの暮らしに欠かせない「ガス」には、主にプロパンガスと都市ガスの2種類があります。見た目や使い方は似ていても、それぞれの特徴や供給方法、料金体系には大きな違いがあります。家庭でのガス利用をより安全・効率的に行うためには、これらの違いを正しく理解することが大切です。ここでは、プロパンガスと都市ガスの違いについて、わかりやすくご紹介します。
都市ガスの特徴

都市ガス
- 原料:主にメタンを主成分とする天然ガス
- 供給方法:地下のガス管を通じて各家庭や施設に供給
- 使用エリア:都市部を中心としたガス管の整備された地域
- 環境性能:燃焼時のCO₂排出量が少なく、比較的クリーン
- 安全性:空気より軽いため、漏れた場合は上方に拡散する
- 災害時:地震などでガス管が損傷すると供給停止になるリスクがある
- 設置機器:都市ガス専用の機器が必要(プロパンとは互換性なし)
プロパンガスの特徴

プロパンガス
- 原料:プロパン・ブタンなどの液化石油ガス(LPG)
- 供給方法:ガスボンベを各家庭や施設に設置し供給
- 使用エリア:全国どこでも使用可能(特に地方や山間部で普及)
- 環境性能:都市ガスよりCO₂排出量はやや多め
- 安全性:空気より重く、漏れると低い場所にたまりやすい
- 災害時:ボンベ単位のため復旧が早く、移動・交換が可能
- 設置機器:プロパンガス専用の機器が必要(都市ガスとは互換性なし)
料金の違い

都市ガスの料金について(公共料金に近い)
- 一部の大手ガス会社が供給しており、価格はある程度規制・透明性がある
- 地域や契約内容によって多少の違いはあるが、比較的安定した料金
プロパンガスの料金について(自由料金制)
- 民間業者がそれぞれ価格を設定できるため、同じ地域でも料金にバラつきがある
- 業者によっては都市ガスの2倍近い料金になることもある
メリット・デメリット

都市ガス編
✅ メリット
- 料金が比較的安く、安定している
- 定期配送の必要がなく手間が少ない
- 都市部での普及率が高く、設置・利用がスムーズ
- 燃焼時のCO₂排出が少なく環境にやさしい
❌ デメリット
- ガス管の整備が必要なため、地方では利用できない地域も多い
- 地震などの災害時にガス管の損傷で長期停止の可能性がある
- 引っ越し先で対応していない場合、ガス機器の買い替えが必要
プロパンガス編
✅ メリット
- 全国どこでも利用可能(山間部・離島でもOK)
- 災害時の復旧が早い(ボンベ交換で対応できる)
- 初期設備が比較的簡単(配管が少なくて済む)
- 業者選びによっては交渉や乗り換えで料金を下げられる可能性も
❌ デメリット
- 料金が都市ガスより高い傾向にある
- 価格が自由設定で、業者によって大きく差がある
- 空気より重く、漏れると低所に滞留しやすいため換気に注意が必要
- 専用機器が必要で、都市ガス用との互換性がない
まとめ
お部屋探しでお困りの方へ
LAKIA不動産天王寺本店では、大阪市天王寺区・阿倍野区・東住吉区を中心に大阪市内の最新の賃貸情報(マンション・アパート・戸建)をお届けしています。
任せてよかったと納得、安心していただけるお部屋探しのサポートを提供させていただきます。
ご希望のお部屋がホームページに掲載されていない場合でもご安心ください。家主様のご都合でインターネットに掲載できないご希望エリアの物件をご紹介させていただきます。
「賃貸・売買で契約の事がわからない」「遠方で来店ができない」「初期費用を抑えたい」等のお悩みはお気軽にご相談ください。